ネット型ゲームに使えるかも・・・伸縮包帯
けがをしたときに体に巻く包帯は、ある程度の太さと見やすい白色、軽いなどの特徴を兼ね備えています。バレーボールなどネット型のゲームに使うネットの上部にある白帯(はくたい)に似ているなと気付くと、応用できる可能性がでてきます。
![](https://i0.wp.com/taiikuhint.com/wp-content/uploads/2023/07/images-17-e1689639188525.jpg?resize=250%2C166&ssl=1)
バドミントンやテニスは、チームを組めない小規模校でもネット型の学習ができるよう平成29年版学習指導要領解説から新たに例示された内容です。これらに使われるシャトルやテニスボールの大きさに比べてソフトバレーボールで使用するボールは、ある程度の大きさがあります。
そのため、白帯の存在があればネットそのものは無くても、上をちゃんと越えたかどうかの判断を誰もができるのです。ネットの白帯は、ボールやシャトルがネットの上を越えているかどうかの基準であると同時に、プレーヤーにとっては「このあたりに返球すれば、ネットを越えるはず」という目安にもなります。
伸縮性のある包帯であれば、コートの大きさにかかわらず“仮想ネット”として活用できます。バドミントンのポストに引っ掛けるだけで体育館に3面のコートがあっという間にできるので、いちいちバドミントン用のネットを張るのにかかる時間を大幅に短縮できます。体操棒をバドミントンのポストの代わりに挿せば、プレルボールに使えるような低いネットも作れます。
この伸縮包帯を、何かに巻き付けて片付けるときは、ゆる~く巻くようにしないと、すぐ伸びてしまいます。それでも、時がたつにつれて伸び切ってしまうので、定期的に新しい包帯に交換が必要です。
![](https://i0.wp.com/taiikuhint.com/wp-content/uploads/2023/07/02b9d7b6243b69b18ae86405b94031e2.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)