誰もが好きな「泥んこ遊び」をしたくなる理由

こども,子供の学び思考力・判断力・表現力等,発達,遊び

幼児期から小学校1・2年生の子供の遊びには、動物の進化を追体験するものがたくさんあります。

人類のDNAに残されている魚類から両生類、爬虫類、原子哺乳類から猿人へつながる進化の過程を遊びの中で短期間に追体験しているようです。

乳児は、おなかを擦りながら「はいはい」で移動しますが、幼児になってもおなかを地面に接地させる砂場や滑り台、ウォーター・スライダーなどの遊びが大好きです。これは、カエルやイモリなどの両生類やヘビやワニなど爬虫類の記憶の名残と考えられます。いきなり四本の足で立ち上がる他の哺乳類とは明らかに違うタイプの遊びをします。これは、人類特有の遊びです。

また、子供は、砂遊びや泥んこ遊びも大好きです。水辺に連れて行くと、大人が制止しない限り水に足を入れ、泥を手ですくうようなことを始めてしまいます。なぜ、ぬるぬるでぐちゃぐちゃな、大人から見ると汚いと感じる泥遊びが大好きなのでしょうか。それも両生類や爬虫類の時代の記憶をたどっているからではないかと考えられますが、理性が働いている大人は、そのことを忘れているだけです。

人類のDNAのうち95%はヒトの遺伝子として使われておらず、残りの部分に生命誕生からの進化の情報が全て書き込まれていると言われています。また、母親の胎内でわずか10ヵ月のうちに、魚類から両生類、爬虫類、そして、哺乳類という形態変化をしていることが分かっています。

そのように考えると人類は、人類になるまでに進化してきたそれ以前の生物の歴史を刻んだDNAに導かれていることが想像できます。知らず知らずのうちに、その進化の跡を遊びによってたどってきている可能性が十分にあるということになります。

ヒントは、週2回(月・金)アップロードされます。(令和4年4月1日現在)

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