子供にとって「おもしろい」とは、どういうことか

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運動は、子供から見て何が「おもしろい」のかを考えてみます。

「動き」そのものは無色透明なものです。しかし、「動き」を「おもしろい」と感じるのは、それが「遊びの要素があるもの」として子供に捉えられたときと考えられます。一瞬一瞬を「おもしろい」と感じることができたかどうかです。

「遊び」の「おもしろさ」は、思い通りにならないものを思い通りにしようとして夢中になるという点にあります。失敗しないで必ずできると分かっていたり、いつでも勝てると分かっていたりするとき「遊び」としては成立しません。できるかできないか、勝つのか負けるのかの宙吊りの状態が「おもしろい」と感じられる瞬間なのです。

1・2年生から見た運動の「おもしろさ」はシンプルです。かけっこは、走っていることそのものや友達と一緒に走ることが「おもしろい」と捉えられます。もちろん、競争にも意識は向くので、「走っている途中でどっちが勝っているか」自己判断できるようにするため、隣のコースの友達に吸い寄せられるようにして走ってしまいますが、そうすることで「おもしろさ」を感じているのです。

かけっこと5・6年生の短距離走とが、いずれも走る運動で相手もおり、形が同じに見えても、「おもしろさ」まで同じと捉えてはなりません。この2つの運動は、子供が何を「おもしろい」と感じているかが違うので、子供から見ると全く違った世界に感じられていると捉える必要があります。これを、子供の立場から見た機能的特性と呼んでいます。

ヒントは、週2回(月・金)アップロードされます。(令和4年4月1日現在)

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